河北省の肺がん死亡率、10年間で306%増加

            
  • 2016.02.23 Tuesday
  • 13:41
河北省では1973年〜2012年に肺がんの死亡率が306%増えたことが、省内の専門病院のデータで分かった。増加率は中国全土の平均をはるかに上回り、全国の肺がん死者数の4分の1を占めた。米紙を引用し、博訊新聞網が伝えた。
 この専門病院は、肺がん患者急増の原因を特定していない。これは政治的に非常に敏感な問題である大気汚染が原因とみられるためだ。
 上海に本部を置くニュースサイト、澎湃新聞網も、肺がん患者急増の問題を慎重に伝えた。その中で、河北省の環境担当官は「2008年から、河北省の大気汚染が極めて深刻になり始めた」と話している。
 中国は世界の鉄鋼の半分を生産するが、河北省は中国最大の鉄鋼生産地帯。人工衛星の写真を見ると、同省上空をスモッグが覆っている。
 河北省に隣接する北京市と天津市でも、肺がん患者が増加している。北京の男性の発病率は2010年現在10万人中75.2人と8年間で50%増えた。
 河北省腫瘍病院の賀宇トウ(丹に杉のつくり)医師が2009年に発表した論文は、肺がんによる死者増加の主な原因は、高齢化でなく大気汚染だと指摘した。ただ、喫煙も要因の1つとみられる。

(参考)http://boxun.com/news/gb/china/2016/02/201602222143.shtml#.Vssh1JyLTIU

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